開催報告
商店街や地域での収益は、主に地域住民と域外の人々によって支えられています。一方で、人口が減少している地域においては地域住民の消費が限定的なため、持続的に収益を得るためには域外の人を呼び込むことが重要です。そのため、域外需要を獲得するフックの一例としてブランド力やファンとのエンゲージメント力を有する「スポーツ」が注目されています。
関東経済産業局では、「スポーツ」をフックに地域の内外(特に域外)から人を呼び込み、商店街を含めた地域のステークホルダーと民間事業者が連携して収益を生むまちづくりの実践者を迎え、「『稼げるまちづくり』の実践と可能性 スポーツがつなぐ、コミュニティの力」を開催しました。本イベントには、まちづくりに取り組む方や企業、自治体の方など約30名にご参加いただきました。
今回のテーマである「稼げるまちづくり」の実現に向けては、人を地域に呼び込むことや、人を呼ぶためのプレイヤーを増やすことが手法として挙げられますが、事例紹介やグループディスカッションを通じて、上記の視点を自地域に取り入れるにあたっての示唆を得ていただくとともに、参加者間のネットワーキングを促す構成としました。交流会当日の様子を御紹介します。
開催概要
| 日時 | 令和7年11月26日(水曜日)13時30分から17時15分まで |
|---|---|
| 開催方法 | 現地のみ |
| 場所 | 東京中小企業投資育成株式会社 8階大会議室(東京都渋谷区渋谷3-29-22) |
| 参加費 | 無料 |
| 対象者 | 商店街活性化・まちづくりに取り組む方や関心のある方、自治体担当者等 |
| 主催 | 経済産業省関東経済産業局 |
| 共催 | 独立行政法人中小企業基盤整備機構 |
プログラム
登壇者による事例紹介
前半の事例紹介では、「スポーツ」をフックに地域の内外から人を呼び込み、商店街など地域のステークホルダーと連携しながら収益を生むまちづくりに取り組むお二人にご登壇いただきました。その後、中小企業基盤整備機構 中心市街地・商店街サポートアドバイザー 伊藤 大海 氏をモデレーターに迎え、トークセッション形式で事例を深掘りしました。
モデレーター
伊藤 大海 氏(中小企業基盤整備機構 中心市街地・商店街サポートアドバイザー)
登壇者
グループディスカッション
後半のグループディスカッションでは、参加者が関心のあるテーマごとに6つのグループに分かれ、アウトプットを主体とした意見交換を2回実施しました。ディスカッションは課題・活動内容・ネットワーク構築・財源の4つの視点を軸に進められました。1回目では、自地域を「稼げるまち」にするにあたっての課題や現在の取組について共有し、2回目では、1回目の議論を踏まえて、自地域で取り入れられそうなアイデアや仕組みについて意見交換を行いました。
グループディスカッションの様子
最後に、各グループから本日の気づきや学びについて発表いただきました。「共助・共創の仕組み作り」、「持続可能な自走モデルの構築」、「若者・キーパーソンの発掘と巻き込み」、「賑わいづくりを目的化しない新しい発想」といったキーワードが挙げられました。
地域交流会を終えて
今回の交流会では、参加者の皆様から、「異なる立場、視点で議論でき、非常に実りある時間となった」、「まちづくり会社や商店街関係者など、多様な方と交流できる貴重な機会になった」、「自地域でもまちづくりへの熱をさらに盛り上げていきたい」といった感想をいただきました。また、今回はスポーツを切り口とした「稼げるまちづくり」に向けた民間企業の取組事例でしたが、「郊外や過疎化が進むエリアで元気な商店街を実現している代表の方のお話も参考になりそう」、「地域活性化が成功した事例や駅前・無人駅の活性化事例についても学びたい」といったご意見も寄せられました。参加者の皆様からいただいたご感想・ご意見は、中心市街地・商店街の活性化やまちづくりに係る施策に活かしてまいります。
本交流会の開催にあたり、ご協力いただきました登壇者・ファシリテーターの皆様、並びにご関係者の方々には、心より感謝申し上げます。
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最終更新日:2025年12月24日