今月の判断
管内経済は、持ち直しの動きで推移しているものの、足踏みがみられる。
- 鉱工業生産活動は、足踏み状態にある。
- 個人消費は、持ち直しの動きで推移しているものの、足踏みがみられる。
- 雇用情勢は、持ち直しの動きがみられる。
- 設備投資は、前年度を上回る見込み。
- 公共工事は、2か月連続で前年同月を下回った。
- 住宅着工は、5か月連続で前年同月を上回った。
ポイント
生産活動は、情報通信機械工業をはじめ9業種で低下し、3か月連続の低下となった。
個人消費は、百貨店・スーパー販売額が6か月連続で前年同月を上回った。乗用車新規登録台数は8か月連続で前年同月を下回った。
また、雇用情勢は有効求人倍率が2ヶ月連続で上昇し、持ち直しの動きがみられているものの、総じてみると管内経済は、持ち直しの動きで推移しているものの、足踏みがみられる。
今後については、新型コロナウイルス感染症の感染状況や国際情勢の動向等が国内経済に与える影響について留意する必要がある。
鉱工業生産活動
鉱工業生産指数は、情報通信機械工業、電気機械工業、化学工業(除.医薬品)等の9業種が低下し、3か月連続の低下となった。総じてみれば、鉱工業生産活動は足踏み状態にある。
個人消費
百貨店・スーパー販売額は、6か月連続で前年同月を上回った。品目では、「飲食料品」、「身の回り品」が好調だった。コンビニエンスストア販売額は、3か月連続で前年同月を上回った。家電大型専門店販売額は、4か月ぶりに前年同月を上回った。ドラッグストア販売額は、10か月連続で前年同月を上回った。ホームセンター販売額は、10か月連続で前年同月を下回った。
乗用車新規登録台数(軽乗用車の新規販売台数を含む)は、普通乗用車、小型乗用車、軽乗用車ともに前年同月を下回り、3車種合計では8か月連続で前年同月を下回った。総じてみれば、個人消費は持ち直しの動きで推移しているものの、足踏みがみられる。
雇用情勢
有効求人倍率(季節調整値)は2か月連続で上昇し、新規求人数(原数値)は11か月連続で前年同月を上回るなど雇用情勢は持ち直しの動きがみられる。
新規求人数(原数値)を産業別にみると、「宿泊業,飲食サービス業」、「製造業」 、「サービス業(他に分類されないもの)」などで前年同月を上回った。
発表資料の全文掲載
毎月発表している「管内の経済動向」の資料を全文掲載しています。
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最終更新日:2022年4月20日