今月の判断
管内経済は、持ち直している。
- 鉱工業生産活動は、一進一退で推移している。
- 個人消費は、緩やかな上昇傾向にある。
- 雇用情勢は、持ち直している。
- 設備投資は、前年度を上回る見込み。
- 公共工事は、7か月連続で前年同月を上回った。
- 住宅着工は、2か月連続で前年同月を下回った。
ポイント
生産活動は、電気機械工業をはじめ12業種が低下し、2か月ぶりの低下となった。
個人消費は、百貨店・スーパー販売額が23か月連続で前年同月を上回った。乗用車新規登録台数は11か月連続で前年同月を上回った。
また、雇用情勢は新規求人数(原数値)が28か月連続で前年同月を上回っており、総じてみると管内経済は、持ち直している。
今後については、国際情勢の動向や物価上昇等が国内経済に与える影響について留意する必要がある。
鉱工業生産活動
鉱工業生産指数は、電気機械工業、化学工業(除.医薬品)、生産用機械工業等の12業種が低下し、2か月ぶりの低下となった。総じてみれば、鉱工業生産活動は一進一退で推移している。
個人消費
百貨店・スーパー販売額は、23か月連続で前年同月を上回った。品目では、「飲食料品」、「その他の商品」、「身の回り品」が好調だった。コンビニエンスストア販売額は、20か月連続で前年同月を上回った。家電大型専門店販売額は、5か月ぶりに前年同月を上回った。ドラッグストア販売額は、27か月連続で前年同月を上回った。ホームセンター販売額は、3か月ぶりに前年を上回った。
乗用車新規登録台数(軽乗用車の新規販売台数を含む)は、軽乗用車が前年同月を下回ったものの、普通乗用車、小型乗用車は前年同月を上回り、3車種合計では11か月連続で前年同月を上回った。総じてみれば、個人消費は緩やかな上昇傾向にある。
雇用情勢
有効求人倍率(季節調整値)は4か月ぶりに低下したものの、新規求人数(原数値)が28か月連続で前年同月を上回るなど、雇用情勢は持ち直している。
新規求人数(原数値)を産業別にみると、「医療,福祉」、「卸売業,小売業」、「宿泊業,飲食サービス業」などで前年同月を上回った。
発表資料の全文掲載
毎月発表している「管内の経済動向」の資料を全文掲載しています。
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最終更新日:2023年9月20日