今月の判断
管内経済は、緩やかに改善している。
- 鉱工業生産活動は、一進一退で推移している。
- 個人消費は、緩やかな上昇傾向にある。
- 雇用情勢は、緩やかに改善している。
- 設備投資は、前年度を上回る見込み。
- 公共工事は、4か月ぶりに前年同月を上回った。
- 住宅着工は、3か月ぶりに前年同月を下回った。
ポイント
生産活動は、プラスチック製品工業をはじめ10業種が低下し、3か月ぶりの低下となった。
個人消費は、百貨店・スーパー販売額が39か月連続で前年同月を上回った。乗用車新規登録・届出台数は2か月ぶりに前年同月を下回った。
雇用情勢は、南関東の完全失業率が前年同月を下回った。
総じてみると管内経済は、緩やかに改善している。
今後については、国際情勢の動向や物価上昇等が国内経済に与える影響について留意する必要がある。
鉱工業生産活動
鉱工業生産指数は、プラスチック製品工業、その他工業、金属製品工業等の10業種が低下し、3か月ぶりの低下となった。総じてみれば、鉱工業生産活動は一進一退で推移している。
個人消費
百貨店・スーパー販売額は、39か月連続で前年同月を上回った。品目では、「飲食料品」、「その他の商品」が好調だった。コンビニエンスストア販売額は、36か月連続で前年同月を上回った。家電大型専門店販売額は、9か月連続で前年同月を上回った。ドラッグストア販売額は、43か月連続で前年同月を上回った。ホームセンター販売額は、2か月ぶりに前年同月を上回った。 乗用車新規登録・届出台数は、普通乗用車が前年同月を上回ったものの、小型乗用車と軽乗用車が前年同月を下回ったため、3車種合計では2か月ぶりに前年同月を下回った。総じてみれば、個人消費は緩やかな上昇傾向にある。
雇用情勢
南関東の完全失業率が前年同月を下回るなど、雇用情勢は緩やかに改善している。 新規求人数(原数値)を産業別にみると、「宿泊業,飲食サービス業」、「建設業」、「製造業」などで前年同月を下回った。
発表資料の全文掲載
毎月発表している「管内の経済動向」の資料を全文掲載しています。
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最終更新日:2025年1月22日