エコデザイン株式会社:令和3年1月認定

事業継続力強化計画の特徴  
  • ‘’防災拠点モデル工場‘’に向けた防災対策の整備

所在地:埼玉県比企郡小川町 【土砂災害警戒区域】 【感染症リスク】
業種:電気機械器具製造業
従業員数:17人

御社の概要を教えてください。

当社は、オゾン関連製品(オゾン発生器・オゾン水生成装置等) の製造販売、オゾン実験装置の設計・製作、受託開発、オゾン関連製品レンタルを行っています。オゾンは3つの酸素原子から構成される分子であり、その強力な酸化力により洗浄・漂白・脱臭・殺菌・物質改質等の様々な分野において強力に作用いたします。基本的には相手に酸素原子を与えるだけの作用であり、自分自身は酸素分子に戻るので、環境へ負荷を与える可能性が非常に少ないという特長を持っております。このような特長から、オゾンが未来の持続可能な地球を創生するためのキーテクノロジーになるという信念を持ち、オゾンを世の中に普及させるための技術開発を日々続けております。

事業継続力強化計画を策定したきっかけを教えてください。

当社がある地域では、令和元年の台風19号で、一部浸水や土砂崩れによる道路の通行止め等の被害がありました。この経験から当社が地域未来牽引企業に選定されて新事務所を建設するにあたり‘’オゾン技術を活用した防災拠点モデル工場‘’として近隣住民の避難先に活用できるよう、受け入れ態勢を整えていければと考えていました。その時に「事業継続力強化計画」を知り、新・旧事務所での台風をはじめとした風水害等自然災害に対する想定や事前対策について整理したいと考え、本計画策定に至りました。

事業継続力強化計画を策定するまでの流れを教えてください。

最初に、計画策定の手引きを参考にして記載されている事例をもとに社内での意見交換等を行い、その後にハンズオン支援を利用して専門家の先生と3回程度打ち合わせしながら社内の防災・減災対策について整理していきました。特に新事務所に関しては、ハザードマップやJ-SHISで災害想定を行い、実際に台風通過した翌日に新事務所に行き、周辺の河川や道路、建設予定地の水捌け等の状況確認も行いました。 今回、ハザードマップ等で災害の想定を行ったことで改めて水害や土砂災害等の警戒が必要な地域であることを認識することができ、それに伴う事前対策を本計画で整理することが出来ました。

策定した事業継続力強化計画の進捗を教えて下さい。

現在、策定した計画に基づき、社内体制の整備を進めております。特に、災害時に限られた人数で事業活動が進められるように、社員の多能工化を進めています。具体的には、入社1年目から3年目まではジョブローテションを行い、進捗に関しては会社独自のスキルシートを作成して管理しています。様々な業務ができる従業員を育成することで防災の観点からも心強く、生産性の向上にも繋がると考えています。

今後の事業継続力強化に向けた取組みについて教えてください。

建設予定の新事務所には、停電時も電力が確保できるように太陽光発電設備や蓄電設備の導入を行い、発災時には当社が近隣住民の避難先として活用できるよう、受け入れ態勢を整えていければと考えています。また、台風による水災や地震、感染症等の予期せぬ災害で出勤体制が制限される事態に備えてTEAMSを活用して災害時にも事業継続できる社内システムの見直しにも取り組んでいきたいと考えています。

事業力強化計画を策定した感想を教えて下さい。

実際に策定してみて他の計画等に比べるとハードルが低く取り掛かりやすかったです。今回策定したことがきっかけで社内で防災に関する勉強会や安否確認のテストを行い、会社全体で防災に対する意識の共有が出来ました。「事業継続力強化計画」は、BCPよりも簡易的ですが当社が有事の際に行うべき事前対策を整理することが出来ます。まずは、一歩踏み出して事業継続力強化計画を‘’策定すること‘’が大切だと思います。

事業継続力強化計画の詳細はこちら

事業継続力強化計画(エコデザイン株式会社)

最終更新日:2021年9月30日