シリーズ「三ツ星☆商店街」

個店の商売繁盛なくして商店街の活性化なし

まき鯛車商店街(五区中央商店街ほか)

産業部流通・サービス産業課 商業振興室

 新潟県新潟市西蒲区巻地区に11ある商店街。その中の一つの商店街にある「商売繁盛実行委員会」の呼びかけで、今までライバルだった各商店街と巻地域内のお店が一緒になり、平成22年5月「まき鯛車商店街」と呼称を統一して地区内外に発信。
 各商店街を解散させ新たな団体を作るのではなく、違いを認め合って各商店街組織を残し、企画等は製作委員会を作り、関係あるお店や賛同者が参加できるシステムを採用している。

まき鯛車商店街
まき鯛車商店街本町

〜活性化された商店街とは繁盛店が軒を連ねる商店街である〜

 商店街のための商店ではなく、商店のための商店街活動へ転換。商店街を構成する一店一店が本業である商売がきちんと成り立ってこそ、活性化の道が開ける。  

まき鯛車商店街
お客様が買い物で楽しめるお店づくりを実践

【ご当地グルメ「帰ってきたカリーナ」】 

まき鯛車商店街
懐かしのカリーナ

 カリーナとは、焼きそばにカレーミートソースをかけ紅生姜を添えた料理。昭和40年代から平成初めに巻地区を中心に新潟・山形・福島県でチェーン展開していたラーメンタカノの思い出の人気メニュー。  
 平成初めに外食産業から撤退され幻のメニューになっていたカリーナを、カリーナ製作委員会をつくり、かつての「カリーナ」を再現するのではなく、「帰ってきたカリーナ」として提供する店舗の個性を出せるスタイルで展開した。現在9店舗が参加し、狙いはあくまで繁盛店を作ることであり、店を知ってもらうためのきっかけ作りである。新たなカリーナは、子どもからお年寄りまで人気があり、地元のグルメとして定番・定着している。

【十店十色ショップカード】 

まき鯛車商店街
ショップカード

 個店をPRするために導入された、お店の名刺でもあるショップカード。  
 マップはお客様が必要でない情報も載っており、チラシは捨てられやすい。お客様が欲しい情報を選ぶことが出来れば、捨てずに持っていてくれる。  
 ショップカードは店のイメージカラーのほか、地図、営業時間、電話番号など店に行くための最低限の情報を分かりやすく表示。店のレジ脇などに置き、他店も一緒に宣伝できるので、各店が商店街の案内所としての機能も持ち、お客様が広がっている。  この企画も賛同者だけで行い、印刷代も参加店舗の各店が出している。補助金などで作ったマップなどは一過性になりがちだが、掛かる経費を自費で賄うことによって責任が生まれ、持続可能な取り組みになっている。

【日常を作り出す】 

 イベントはあくまでもボーナス。日常がしっかりしていれば活きてくるもの。  抱える問題を根本的かつ長期的に解決するため、実践中心の勉強会を行い、日々店を改善。店主同士が実体験をもとにアドバイスを出来る環境を作った。  

 こういった日々の活動により、地元小学生が「わたしのまち」を写生したとき、商店街のお店の絵を描くようになった。(以前は神社や駅を描いていた。)  子どもたちをはじめ住民に、商店街に対する「愛着・誇り・共感」が育まれている。

まき鯛車商店街 まき鯛車商店街 まき鯛車商店街
勉強会 地元小学生が描いた
「わたしのまち」
商店主たちでデザインした
商店街広告

☆ここがウリです!

【一店一店が前に出る】

 商いの基本を徹底し、一店一店がお客様に喜ばれる店づくりをする。

【まずは賛同者からでも始める】

 一つの考え方に全員が賛成することはありえない。足並みが揃うことは期待せず、賛同者だけでいち早くスタートさせる。成果が見えれば、自ずと賛同者が増える。大きな成功を求めるのではなく、小さな成功体験を積み重ねる。

【自己満足で終わらせない】

 商売において基本はお客様。「自分がやりたい」ではなく「お客様に受け入れられるか」が重要。それは商店街活動(企画)でも同様である。

◇組合名 まき鯛車商店街(五区中央商店街ほか)
◇理事長名 小林 勲(まき鯛車商店街商売繁盛実行委員会/代表)
◇所在地 新潟県新潟市西蒲区巻甲2915 (株)小林テレビ電化内
◇組合員数 参加店133店
◇URL http://www.taiguruma-syouten-gai.com/

過去の「三ツ星☆商店街」はこちら

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