イベント報告

「ダイバーシティ経営企業・訪問研修会〜競争力強化のために不可欠な人材戦略の実践に向けて〜」を開催しました

地域経済部 産業人材政策課


 平成27年8月7日(金)、関東経済産業局は三州製菓株式会社本社・S-terrasseにおいて、「ダイバーシティ経営企業・訪問研修会〜 競争力強化のために不可欠な人材戦略の実践に向けて〜」を開催しました。

 本研修会は、経済産業省において推進しているダイバーシティ経営の普及・啓発活動の一環として、平成24年度に「ダイバーシティ 経営企業100選」を受賞した三州製菓株式会社を訪問し、同企業のダイバーシティ経営への取組やその成果等についての具体的な事例を学ぶことを目的としたものです。

当日は、企業、金融機関及び支援機関等から24名の皆様にご参加いただき、まず、三州製菓株式会社の製造現場を見学しました。 現場見学では、従業員発案の新商品開発についての説明や、ワーク・ライフ・バランスの向上を目指した「一人三役」制度の実践方法(*1)等について説明をいただきました。

*1 「一人三役制度」は、同社の従業員の8割が女性であることから、製造ラインそれぞれが「多能工」となり一人三役以上の仕事を覚え、育児や家庭の事情で突然、休暇を取らなくてはならなくなった場合でも、習熟度が同程度の従業員が代わりを務めやすくするものです。 現場では、従業員の作業毎に習熟度を明示した「一人三役達成度シート」が掲示板に張り出されており、誰が誰の代わりをどの業務で務めることができるのか、一目で分かる工夫がされていました。

三州製菓株式会社 斉之平代表取締役社長

 その後、「新規市場開拓と経営力向上に向けたダイバーシティ経営の成果とその手法、及び社内制度の整備について」と題して、三州製菓株式会社 斉之平 伸一代表取締役社長から御講演をいただきました。
 講演では、女性が出産や子育てをしながらも継続して活躍できる企業にしたいとの社長の思いのもと、商品企画室を全員女性とし、そこで考案された「揚げパスタ」が同社のヒット商品として業績を大きく支えるに至ったとともに、「一人三役制度」(前述)や、パート社員から正社員や管理職への登用制度などの取り組み等について、具体的な説明がありました。

質疑応答・意見交換の様子

 講演の後、研修会参加者の自己紹介を行った上で、三州製菓株式会社 斉之平代表取締役社長、板垣総務部マネージャーを交え、ダイバーシティ経営を進めるにあたっての意義、課題及び解決策等について、活発な質疑応答や意見交換が行われました。 特に、斉之平社長の女性や高齢者活用に関する経営者としての理念・信念や、板垣マネージャーの女性の管理職としての心構えに関する発言には、参加者の多くが大きく頷いていました。

 最後に、今年度から新たなフェーズが始まった、「新・ダイバーシティ経営企業100選」事業(*2)について、同事業の事務局から説明がありました。

 研修後、参加者からは、三州製菓株式会社の経営理念やダイバーシティ経営に向けた取組事例が具体的にお聞きできて良かった、他の参加者からの意見が参考になった等のコメントをいただきました。
 今回の研修会に御協力いただきました、三州製菓株式会社様に心より感謝いたします。

 関東経済産業局では、今後もダイバーシティ経営の普及・促進のため、様々な取り組みを展開して参ります。

*2 ダイバーシティ経営企業100選事業については、7月23日更新「いっとじゅっけん 「特集」」記事を御参照ください。

研修終了後、三州製菓株式会社 斉之平社長と板垣マネージャーを囲んで

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