シリーズ

  「ワイングラスで嗜む」高級茶の開発製造から販売まで 
                      ロイヤルブルーティージャパン株式会社

地域経済部 地域振興課

 ワインボトル入り本格高級茶を販売するロイヤルブルーティージャパン株式会社。同社は神奈川県藤沢市に茶工房を構え、2006年5月に創業しました。原材料は「手摘み茶葉」と「水」のみで食品添加物を使いません。今回は、ワインのように嗜む高級茶のオンリーワンブランドを目指す同社の取り組みについてご紹介します。
 


【本格高級茶という新市場の開拓】

  日本茶市場は、単価の高い急須で淹れるリーフ茶に代わり、気軽に愉しめるペットボトル茶が普及し、需要のほとんどが安い茶葉が主流となりました。それに伴い、日本茶の生産農家の廃業も増加していました。
 このような状況の中、同社は「高級茶の市場を創造し、生産者の生産技術の伝承の担い手になる」、「ワインやシャンパンのように料理や会話と共に愉しむスタイルを創る」ことを企業ミッションとして、創業以来、高級ボトリング茶飲料を開発製造し、ホテル・高級レストラン・デパートなどに販売しています。


【1本2,000円台から20万円の幅広い価格帯】

   同社は、2008年9月に神奈川県第1号の農商工連携認定事業者として認定を受け、静岡県浜松市にある天竜茶生産業者「カネタ太田園」と連携し、企業ミッションである高級茶の市場創造を目指し、「MASA(雅)」という1本20,000円から20万円という価格帯の商品シリーズを開発しました。「業界では有名な太田昌孝氏が栽培し、品評会で毎年上位入賞する高品質の手摘み茶葉を原料としており、コストを踏まえれば適正な値段。」と吉本社長はいいます。発売5年目ですが、同社のロングラン商品となっています。また、より手の届きやすい商品として、福岡県八女市の茶葉を原料とした玉露ほうじ茶の「KAHO(香焙)」を2012年に5,000円台から販売し、大手デパートのお中元コーナーで2週間に1,600本売れるほどの大ヒット商品となりました。
 このように多様な高品質手摘み茶を幅広い価格帯でブランディングすることが、贈答用を中心に根強い人気商品を生む、同社の強みとなっています。  

緑茶 玉露ほうじ茶
緑茶「King orGreen MASA(雅)
Super Premium」
玉露ほうじ茶「The Gyokuro Hojicha
KAHO(香焙)木箱入り」


【日本茶文化の伝道師を目指して】

 「紅茶文化がイギリスから世界を席巻したように、日本茶という文化を海外に広めていきたい。」と吉本社長はいいます。同社は創業直後の2007年に食の安全・品質管理の世界基準であるSGS-HACCPの認証を取得しており、輸出にも対応できる製造体制となっています。  
 2011年以降、国内ではインターネット販売のほか、航空会社の機内でのドリンクサービスへの提供や複数の大手デパートでの店頭販売も開始しており、着実に同社の販売チャネルは拡大しています。また、北米等の見本市への出展も積極的に行っており、「近い将来には海外のデパートでの店頭販売なども視野に入れたい。」と吉本社長は語ります。  
 今後は日本茶文化の伝道師として、海外展開に向けた同社の取り組みからも目が離せません。  
 

 社長写真
吉本社長(向かって左)とカネタ太田園の太田昌孝氏 



ロイヤルブルーティージャパン株式会社
◇ 住所 本店 神奈川県川崎市川崎区南渡田町1−1 
茶工房 神奈川県藤沢市川名2−5−31  
◇代表者名 吉本桂子
◇設立 2006年5月25日
◇資本金 5,815万円
◇従業員 9人
◇業務内容 完全無添加高級茶飲料開発製造販売、茶葉茶具開発販売
ティープロデュース
◇ URL http://www.royalbluetea.com    

J−Net21(中小企業基盤整備機構) 
  http://j-net21.smrj.go.jp/expand/noshoko/product/

 

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