「平成28年度エネルギー使用合理化シンポジウム」を開催しました

資源エネルギー環境部 省エネルギー対策課

 「平成28年度エネルギー使用合理化シンポジウム」を平成29年1月27日(金曜日)に都内で開催しました。
 本シンポジウムでは、「長期エネルギー需給見通し」で示された徹底した省エネの実現に向けた政策動向について説明しました。また、「つながる技術、つながる企業、つながる省エネ」をテーマに、IT活用による更なる省エネの可能性に係る基調講演や企業間連携による省エネ取組事例などを紹介しました。

<プログラム>

第1部 
講演 「省エネルギー政策の動向について」  
資源エネルギー庁 省エネルギー課長 吉田健一郎

 講演冒頭で我が国のエネルギー需給事情を紹介し、徹底した省エネの実現に向けた部門ごと(産業、業務、家庭、運輸)の政策の全体像に触れた上で、今年度開始された事業者クラス分け評価制度や未利用熱活用制度、ベンチマーク制度等について説明されました。

 最後に平成29年度予算案(経済産業省のサイトへ)に基づく施策が紹介されました。

第2部 
基調講演 「モノづくりにおけるIT活用による生産性の向上と省エネ」   
三菱電機株式会社 執行役員 FAシステム事業本部 副事業本部長 山本雅之様

三菱電機株式会社 執行役員 FAシステム事業本部 副事業本部長 山本雅之様

製造現場で、FA技術とIT技術を活用することによりデータの可視化ができ、蓄積されたデータの分析や、設備・作業方法等の最適化を行うことで、生産性や品質等が向上し、生産コスト削減や省エネにつながると導入事例を交えながら、ご紹介していただきました。  また、IT化は目的実現のための手段であって、目的を持って導入しなければ、生産性の向上や省エネにはつながらないとの指摘もいただきました。

第3部 事例発表/製造部門

大ホールでは、製造部門の省エネ取組事例をそれぞれ発表していただきました。

株式会社小松製作所 小西徹様 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 小林和彦様 本田技研工業株式会社 西村真一様
(事例発表1)
株式会社小松製作所 小西徹様 
「IoTによる生産効率改善」
(事例発表2)
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 小林和彦様 
「企業間連携による分散型エネルギーの面的利用の実現~横浜市内における日産自動車・J-オイルミルズ間の熱融通事例~」
(事例発表3)
本田技研工業株式会社 西村真一様 
「ヒートポンプを用いた低温廃熱の有効利用による省エネ事例」

第3部 事例発表/民生部門・中小企業

小ホールでは、民生部門・中小企業向けの省エネ取組事例をそれぞれ発表していただきました。

日比谷総合設備株式会社 高山勝也様 日本ファシリティ・ソリューション株式会社 西川雅弥様 株式会社ミヨシ 杉山耕治様・杉田真織様
(事例発表1)
日比谷総合設備株式会社 高山勝也様 
「エネマネ事業者を活用した省エネ・エネルギー管理の取組事例」
(事例発表2)
日本ファシリティ・ソリューション株式会社 西川雅弥様 
「小田急百貨店 新宿店 温室効果ガスの削減を目指した省エネルギー改修事例」
(事例発表3)
株式会社ミヨシ 杉山耕治様・杉田真織様 
「外部アドバイスも取り入れた町工場の省エネ活動」

<広報スペース>

本シンポジウムは、関東地区電気使用合理化委員会との共催事業として開催し、省エネ取組事例に係るパネル展示を実施しました。また、省エネルギーセンター等関係団体からも省エネに資する各種資料を提供していただき、参加者への情報発信を行いました。
 

<アンケート結果(抜粋)>

・シンポジウムに参加された方の業種(回答数531名)

・参加された方の職種(回答数539名)

Q.本日の参加の目的は?(回答数916件・複数回答)

Q.シンポジウム全体で、業務上参考になりましたか? (回答数458名)

Q.その他ご意見

<総括>

 アンケート結果をみると、第1部「講演」の省エネルギー政策の動向及び支援措置の紹介が、参加者の大きな関心を集めました。「省エネ取組事例」との回答も多く、最新の省エネ事例や民生部門等での身近な省エネ取組への意識が高いことが再確認できました。また、第2部の基調講演、第3部の事例発表でも取り上げたIT・IoTの活用に対して関心を示す声も多数寄せられました。  
 参加された皆様の関心の度合いや反応等から、引き続き、省エネ法の動向などはもとより、事業者の皆様が省エネを推進しやすい環境を整えていただくための施策や具体的な省エネの取組事例の紹介をさらに充実させてまいります。

<開催概要>

日時 平成29年1月27日(金曜日) 13時~17時
場所 きゅりあん 品川区立総合区民会館  大ホール・小ホール
(東京都品川区)
参加者 892名(関係者除く)
共催 関東地区電気使用合理化委員会
協力 一般財団法人省エネルギーセンター

【当日の詳細・配布資料について】

関東経済産業局-エネルギー使用合理化シンポジウム
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/shoene/3-5enegourika_sympo.html

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